俺様と双子達2

Jに腕を掴まれて気付けばキスされてた…。



カメラのフラッシュが光ってるのだけはわかる…。



その時口の中に入って来たJの舌と固い物…。



「約束通り返したよ。」



唇を話したJにそう言われた…。



指輪だ…。



隼人の指輪…。



「行くよRiri。今は仕事中でしょ。」



その言葉で我に帰ってまた歩き出した。



いくらなんでもやり過ぎ…。



零れそうになる涙を必死に堪えた。



口の中の指輪を出すわけにも行かずに…。



やっと終わったショーは最後の部分の記憶がない。



気付けば終わってた…。



口から出した隼人の指輪を見て実感…。



最低…。



ごめんなさい…。



涙が止まらなくて苦しい…。



「宣戦布告って言ったでしょ。何としてでもRiriが欲しい。俺、本気だから。」



Jはその言葉を残して莉里の前から立ち去った…。