俺様と双子達2

泊まってる部屋に戻ると安心する…。



ここにJが来る事はナイから。



でも一人で頑張るのが今は辛い…。



隼人の隣が恋しいよ…。



シャワーを浴びて寝る準備をしたら隼人に電話するのが日課。



「ねぇ隼人…。」

「ん?」

「いつもの言って?」

「愛してるよ莉里。」



隼人が近くにいなくて不安になる…。



心が離れて行っちゃうんじゃないかって…。



Jが言った通り結婚なんて他人同士、紙切れだけの契約だ。



心まで契約できない…。



隼人はまだ莉里を好き?



「悪いんだけど俺行かなきゃ…。」

「あ、そうだね…。頑張ってね隼人!!」

「うん。莉里も何かあったらすぐに言うんだよ?」

「わかった…。」



隼人が好きだよ~…。



この前隼人が忘れてったシャツと指輪…。



これが今の莉里の安定剤だ…。