しかも家は自営だから跡継ぎはお兄ちゃんしかいないし…。
「理香チャンはなんて?」
「理香は瑛太の才能を潰したくナイって。でもまだ5歳だぞ!?まだイイんじゃねぇかな…。離れて暮らして親の顔忘れられたくねぇし…。」
「うん…。そうだね…。」
そう言われると何も言えない…。
親の思いはわからないや…。
「でも瑛太はやりたいんだとさ…。」
「みたいだね。」
「佐伯社長が俺に仕事紹介してやるから上京しろって…。ムリだぞ俺は。親父の事だってあるし。」
「うん…。」
「だから俺は瑛太を連れ戻すから。悪いな英梨…。瑛太にも期待させるような事した俺が間違ってた…。」
「でも瑛太は生き生きしてるよ…。お兄ちゃんは間違ってない。」
「そうかな…。瑛太がもう少し大人になってもやりたいって言ったらそっちに送り出してやるよ。」
お兄ちゃんの親心が切なかった。
「理香チャンはなんて?」
「理香は瑛太の才能を潰したくナイって。でもまだ5歳だぞ!?まだイイんじゃねぇかな…。離れて暮らして親の顔忘れられたくねぇし…。」
「うん…。そうだね…。」
そう言われると何も言えない…。
親の思いはわからないや…。
「でも瑛太はやりたいんだとさ…。」
「みたいだね。」
「佐伯社長が俺に仕事紹介してやるから上京しろって…。ムリだぞ俺は。親父の事だってあるし。」
「うん…。」
「だから俺は瑛太を連れ戻すから。悪いな英梨…。瑛太にも期待させるような事した俺が間違ってた…。」
「でも瑛太は生き生きしてるよ…。お兄ちゃんは間違ってない。」
「そうかな…。瑛太がもう少し大人になってもやりたいって言ったらそっちに送り出してやるよ。」
お兄ちゃんの親心が切なかった。


