言えに帰ったら瑛太がご飯を食べてた。



「ただいま!!」

「おかえり!!」

「今日はどうだった?」

「褒められたよ~!!」



瑛太は日に日に仕事が好きになってるみたいだ。



続けさせてあげたいな…。



「パパと電話した?」

「うん!!」

「何か言ってた?」

「やっぱりダメって…。」

「そっか…。あたしも掛け合ってみる!!」

「うん!!」



やっぱり瑛太が心配なんだろうな…。



でもこの才能を潰すのはもったいない…。



瑛太が寝てからお兄ちゃんに電話してみた。



「瑛太はまだやりたいんだってよ?」

「ん~…。佐伯社長からも連絡来た。続けた方がイイって…。でも瑛太はまだ5歳だし…。」

「お兄チャンが仕事やめるって事は?」

「ナイ。何歳から大工やってっと思ってんだよ。今更他の仕事もしたくないし。」



だよね…。



昔から大工さんになりたいって言ってたしね…。