でも池内君は遠慮なんて言葉を知らない…。



悠陽にベッタリ!!



「触るな池内!!」

「レジェでは『ケンジ君』って呼んでるくせに。」

「だってレジェのモデルは名字禁止だからしかたないじゃん!!ってか悠陽はあたしのなの~!!」

「黙れメスブタ!!」

「そのメスブタが好きだったくせに!!」

「いつの話しだよ。俺は産まれた時から悠陽命だ。」



もうムカつく~!!



あたしもくっついてやるもん!!



「何!?」

「別に?ねぇ悠陽~、いつもみたいに一緒にお風呂入ろう?海で遊んだから髪ベタベタする~…。」

「い、いつもみたいに…。」

「池内なんて置き去りだも~ん。」



たとえ相手が誰でも悠陽は譲らないんだから!!



超ヤキモチ!!



「美羽なんかやめてたまには俺と入る?あの時みたいに…。」

「あああああ!?あの時!?」



いつ一緒に入ったの!?