【英梨】
蒼君が出て行った部屋は蒼君の帰りを待ってる時より寂しさが増す…。
寂しさに耐え切れずにリビングに出た。
「まだ起きてたのか?蒼斗は?」
「蒼君とケンカしたら出てった…。」
「何でまたケンカ?」
どこかから帰ってきた様子の蓮さんがリビングでテレビを見てた。
蓮さんは亜香里さんとケンカなんてしないんだろうな~…。
「あたしが今まで告られたりした事黙ってただけ…。」
「んな事でケンカかよ…。青いねぇ~。」
「だって言う必要ないと思ってたし…。蒼君の事だから変にヤキモチ妬いたりするんじゃないかと…。」
「確かに。アイツ、俺に似て嫉妬深いからな。」
でしょ!?
そしたら学校でも仕事場でもピリピリしそうだもん…。
「で?どこに家出した?」
「友達の千明君ち…。」
「居場所わかってんなら安心だな。」
安心じゃないよ…。
蒼君が出て行った部屋は蒼君の帰りを待ってる時より寂しさが増す…。
寂しさに耐え切れずにリビングに出た。
「まだ起きてたのか?蒼斗は?」
「蒼君とケンカしたら出てった…。」
「何でまたケンカ?」
どこかから帰ってきた様子の蓮さんがリビングでテレビを見てた。
蓮さんは亜香里さんとケンカなんてしないんだろうな~…。
「あたしが今まで告られたりした事黙ってただけ…。」
「んな事でケンカかよ…。青いねぇ~。」
「だって言う必要ないと思ってたし…。蒼君の事だから変にヤキモチ妬いたりするんじゃないかと…。」
「確かに。アイツ、俺に似て嫉妬深いからな。」
でしょ!?
そしたら学校でも仕事場でもピリピリしそうだもん…。
「で?どこに家出した?」
「友達の千明君ち…。」
「居場所わかってんなら安心だな。」
安心じゃないよ…。


