【美羽】
悠陽があたしのお腹から顔をあげたら濃いキスマークがついてた。
恥ずかしい…。
「後ろ向いて?」
「はい…。」
ただ着るだけの浴衣も悠陽がいなきゃ着れないあたし…。
やっぱり悠陽は必要…。
さっきは大泣きしてしまったけどあたしはちゃんと覚悟決めたんだもん…。
もう泣かないで見送らなきゃ。
「はい、完成。髪やってやるから座れば?」
「お願いします…。」
悠陽はやっぱり器用。
その辺の女の子より全然手際よく髪をまとめてくれる。
「幼稚園の頃もこんな風に美羽の髪結んだな~。美羽がイジメられて髪解かれた~って泣きついてきて。」
「そうだっけ?」
「忘れたのかよ…。その後はまぁ俺がそいつに復讐してやったけど。」
覚えてるよ…。
いつも悠陽が助けてくれたんだもん。
数えきれない位悠陽はあたしを助けてくれた。
悠陽があたしのお腹から顔をあげたら濃いキスマークがついてた。
恥ずかしい…。
「後ろ向いて?」
「はい…。」
ただ着るだけの浴衣も悠陽がいなきゃ着れないあたし…。
やっぱり悠陽は必要…。
さっきは大泣きしてしまったけどあたしはちゃんと覚悟決めたんだもん…。
もう泣かないで見送らなきゃ。
「はい、完成。髪やってやるから座れば?」
「お願いします…。」
悠陽はやっぱり器用。
その辺の女の子より全然手際よく髪をまとめてくれる。
「幼稚園の頃もこんな風に美羽の髪結んだな~。美羽がイジメられて髪解かれた~って泣きついてきて。」
「そうだっけ?」
「忘れたのかよ…。その後はまぁ俺がそいつに復讐してやったけど。」
覚えてるよ…。
いつも悠陽が助けてくれたんだもん。
数えきれない位悠陽はあたしを助けてくれた。


