俺狙いの女と仕事したりしてたくせに俺の気持ちはわかんねぇのかよ…。



「蒼君が知ったら人間関係に支障が出そう。」

「それは俺が性格悪いって言いてぇのか。」

「そんな事言ってない…。」

「そう言ってるようなもんだろ。マジムカつく。俺今日千明ん家行くわ。」



たしかに性格がイイと思ってるわけじゃないけど…。



英梨にそう言われたのが無償にムカついた。



風呂にも入らずにそのまま制服で家を出て千明に電話した。



「今日泊めろ。」

「なんでだ!?」

「英梨とケンカしたから。」

「今朱莉が…。」



関係ねぇっしょ。



今日はマジ帰らねぇし。



って事で千明の家に押しかけた。



「朱莉チャン帰んないの?」

「今日は泊まろうかとおもったんだけど蒼チャンがピリピリしてるから帰りま~す。じゃあねちぃ君!!」



部屋に来てた保健室の小悪魔は熱烈なチューをしてから部屋を出てった。