次に目が覚めた時に英梨は仕事でいなくなってた。



若干寂しい…。



リビングで牛乳を飲んだり悠陽の二日酔いを笑ったりした。



制服に着替えて学校に行ったら千明も休みだった。



つまらない一日だ…。



千明の他にこれと言って親しい奴もいないし。



「蒼斗君今日一人なんだ。」

「そうみたいだね。」

「メシ、一緒に行かね?」



話した事もないクラスメイトと学食に行った。



普通な感じより少しチャラい感じ。



「名前何て言うんだっけ…。」

「瑞樹。皆呼び捨てだからそう呼んで。」

「じゃあ俺も蒼斗でいいからね。」



なんでだかわからないけど一緒にメシ…。



不思議な感じだ…。



「英梨チャンはマジ羨ましい。Ririもいいけど俺は英梨チャン派~。」

「俺も英梨派。」

「彼女じゃん。」



言っとくけど俺の英梨だからな。