絶対主従関係。-俺様なアイツ-

 そんな“先生”らしい言葉と同時に、書類のはさまったファイルをトン、と手に渡してくる。

そこには、あたしの必要としていた書類。



 さりげない優しさは、まるでお父さんみたいで。


「はぁーい」

「語尾を延ばすな!」


 思わず笑っちゃった。




 職員室を出て、書類片手に小走りで教室へ向かう。


 そういえば、さっきの男の人って誰だったんだろう?

ふと思い出すあったかい笑顔。


 トクン、と胸を打つ。