大声で好きを。




もう二度と行くことのない、売店を見つめて。
フッと笑みをこぼす。


さーてと。
早く日和のところ行こーっと。


後は帰るだけになった今。足取りがすごーく軽い。


あれだわ。
私には人ごみは向いてない。
絶対、気持ち悪くなるパターンだ。


私は、そんなことを考えながら3階に続く階段を登る。

タンタンッ、と響く足音。

上から降りてくる人が数名、見えた。

私はそれを避けるようにして、左側に移動する。