俺は両手を高山の切断面から突っ込むと、肺らしき収縮している臓器を握り潰した。

そして深紅に染まった手で、絞める様に首に手を当てた――


少しずつ沈み込んでいく手…
肺を潰され呼吸出来ず蒼白になった顔から、みるみる生気が失われていく。

切断された喉からは、ヒューヒューと空気音が微かに聞こえてきた。


首の骨まで到達した時、一気に力を入れて握り締めた――



目を見開いたまま転がる高山の頭は、力なく左側に転がり、鼻がストッパーになって止まった。

その頭を尻目に、俺は残りの胴体を更に細かく切断した。
このままだと、邪魔になって仕方がない。ゴミ袋に入らないと、捨てる事も出来ない。


高山…
切れ者だったが、相手が悪かったな。本物の耳切り魔を相手にしていれば、もっと長生きが出来たものを。

俺を狙うとは愚かな奴だ…


俺は神に選ばれた人間なんだからな!!


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