「教えてやろう。
こうやったんだよ…」


俺の右手が高山の右膝を撫でる様に通り過ぎると、音も無く膝から下が床に転がった!!

高山は激痛の余り、床の上を悲痛な叫び声を上げながらのたうち回った。


「あ…あ、有り得ない…
手で触れただけで、足が切れるんだ?

ど、どうして、一滴も血が出ない!?」

「お前に答える義務は無いな」

一番奥の壁に背中を押し付けて、無理矢理上体を起こした高山に近付き、再び左膝に手を触れた。


今度は左膝から下が、床に落ちて高山の身体は5個のパーツに別れた!!

高山は全身が痙攣し、身体を激しく震わせながら左側に崩れ落ちた。そして床の上でビクビクと定期的に全身を収縮させながら、仰向けになった。


人間は流血さえしなければ死にはしないと思っていたが、何ヵ所も切断されるとショック症状を起こす様だ。

そして、激痛が続くと脳内モルヒネが分泌され、次第に感覚が麻痺していく――


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