「こっ…こころが狭いですとーっ!?」


もーっ
私がこころが狭いわけないじゃないっ


「ププッ」


ん!?
誰だ、この大切な時に笑うやつは…


私は、笑った声の聞こえたほうに振り向いた。


「湯瀬っ!!」


「ん?なに?」


はっ!?
今、笑っただろ!?



と目で訴えたら、


「ごめんごめん。
 あまりに幼稚だったから(笑)」 


はーっ!?
よ、ようちですと?



私を馬鹿にしたこいつは、



湯瀬直樹(ゆせなおき)

同じく合唱部。
パートは、バス。

声がよくでてバスのリーダーだ。

クラスでは、
女子にも男子にも好かれている。


湯瀬は、

オタクでもないし、

真面目ってわけでもないし、 

別に嫌われてるわけでもないし、 

運動ができないわけでもないけど、


合唱部に入っている。






珍しいやつだ。