「遅いよ。」 私は祈颯から離れて、陽翔の元へ行った。 陽「悪ぃ、寝坊しちまったw」 私は早く教室から出たかったため、陽翔の腕を引っ張って教室を出た。 陽「また、何か言われたのか?」 「ううん、思い出しちゃうの。昔の事。」 陽「そっかぁ。 まぁ、バレても俺が守るからな。」 陽翔はニッと笑って言った。 それだけで、心が軽くなった。 本当に陽翔には助けられてばかりだ。 私はもっと強くなりたいと思った。