陽翔の言葉と同時に扉が開き、睦月が入って来た。



睦「陽翔、なにかましてんだよ!」


陽「うっせぇ、ホントのことなんだから良いだろ。」


睦「隠し通すって言ってたじゃねぇか。」


陽「もう止めだ。
元々俺には無理だったんだよ!」



完全に周りは放たらかしです。


慎「その話本当何ですか?睦月さん。」


睦「あ?本当の事だ。
ってか、お前らに最初に言ったろ。
葵依に手を出す奴は許さねぇって。」


周りのヤツらがヤバイという顔になった。


睦「陽翔は桜嵐の幹部で葵依は桜嵐の仲間だ。手を出したかったら出せばいい。だが、命あると思うな。族全体が動くからな。」



睦月の言葉で私達は教室から出た。



その後、みんなが陽翔に向ける目が敬う目に変わってたことは本人は知らなかった。