「空輝!」


空「だ……れが…ゆう…な…を……やる…か……よ…。」



ピッピッピッ



心電図モニターの音が正常に鳴っていた。



空母「結愛ちゃん、ちょっと離れて。」



私は、言われたとおり空輝から離れた。



空父「空輝、聞こえてるなら、俺の手を握ってくれ。」



空輝のお父さんは空輝を診た。


私は、治療室から出た。



雅「結愛、よかったな。」


「……うん!」


悠「茅陽泣いてんの?」


茅「お前こそ泣いてんじゃん!」



私の目からも涙が出た。



隼「…結愛、ありがとう。」



隼人に頭を撫でられ、緊張が解け、一気に涙が出た。




そのあと、大丈夫だと判断され、空輝は前の病室に戻っていった。