流「…結愛ちゃん。凄いね。」


透「あぁ。」


「え?」


流「逃げてもいい状況なのに、逃げずにここまで頑張って
空輝さんの場所を守ってきたんでしょ?
雅さんと一緒だったとしても、
逃げてもおかしくなかったよ。」


祈「そうだよね。それなのに、
僕たち最低なことをしたんだね。
ごめんね、結ちゃん。」


晃「そうだよな、ごめん、結愛。」


慎「疑ったことも、嫌がらせもしてしまって
本当に謝っても許されることじゃないですね。
でも、すいません。」


玲「信じなきゃいけなかったのに、
情報ばかりにとらわれて信じてやれなくて悪かった。」


「もう、いいよ。
終わってしまったことをもう何も思わない。
本当のことに気づいてくれただけでいいよ。」


恭「結愛、俺も謝らせて。
騙してて本当にごめん。」


「恭ちゃんも謝らないで。
それに、妹さんのこともあったから仕方ないよ。」


恭「でも…」