みんなの緊張感が高まった……ううん、違う。
みんなが黒い笑みを浮かべてるから、楽しみで仕方がないんだ。

少しだけ、ゾクッとした。





ガラガラッ



?「た、大変です!!」



勢いよく扉が開き、乗り込んでそう叫んだのは桜嵐の傘下桜希の1人だった。




直「どうした?」


桜希「龍月の倉庫に蛇鬼が乗り込みました!
それも、龍月の倍の数で!!」


直「どういうことだ?」


桜希「それがよく分からないんですけど、
今日龍月と同盟組んでいるチームが集会を開いてて
集まってたらしいんです。」


蒼「そこに乗り込まれたということですね。」


桜希「はい。」



その話を聞いて、私は流輝達の方を向いた。
2人は凄く驚いていた。



私は決心をして、ここにいる人達に指示を出した。



「今から私が言うことに従って。」




そう、ここからは本当の戦いが始まる。