バイクは輝神の溜り場ではなく、桜嵐の倉庫に向かっていた。
それもそうだ、もし他の族が見ていたら、危ないから。
輝神の溜り場は絶対に秘密の領域。
そして、桜嵐の倉庫に着いた。
沢山のバイクが止まっていることにみんながこの倉庫に集まっていることが分かる。
凌「入るぞ。」
そう言って、倉庫の扉を開けた。
ぞろぞろとみんなが倉庫の中に入って行った。
私と雅は最後に入っていった。
入った瞬間、みんなが私たちに注目した。
陽「結愛!!」
ドン
キャッ
陽「結愛、大丈夫か?
何もなかったか?ケガは?」
「なにもないよ。
陽翔、心配してくれてありがとう。」
陽「心配するのは当たり前だ。
結愛のそばにちゃんといればよかったんだ。」
「陽翔、自分を責めないで。
私の不注意でもあったの。
それに、私を信じて探してくれたんでしょ?
私はそれだけで十分だよ。」
陽「結愛……。」
雅「2人とも早く降りてくれないかな?
特に陽翔。」
陽「あ、悪い。」
陽翔は私の手を引いて立ち上がらせてくれた。
「雅ごめんね。重かったでしょ?」
雅「2人分はね。
結愛はもっと食べて。」


