side輝神



カ「雅、誰からだったの?」


ナ「結愛?」


雅「奏心から。」


カ「珍しいね、
奏心がどうしたの?」


雅「結愛が姿を消した。」


カ、ナ「え!?」


凌「前みたいにか?」


雅「奏心からの話だと。」


カ「なんで?」


雅「……心配した結果だよ。」


ナ「心配して、姿を消すの?
おかしいよ!!」


雅「詳しい話は後。
奏心がちゃんと説明してくれるから。」



部屋の空気はどんよりとした。
それは俺たちにとって結愛は大事な姫だからだ。



凌「それで探すんだろ?」


雅「総力をあげて、結愛を探して出す。
全員に見つけ出すように連絡をお願いします!」


凌「分かった。
カルもナルも今は落ち込むより
結愛を見つけることを考えろ。」


ナ「で、でも。」


凌「じゃないと、結愛をいつになったって
見つからないぞ!」


カ「それはヤダ!」


凌「それなら、下にいる奴らから
動いてもらうように言ってこい。」


カ「うん!ナル行こ!!」


ナ「うん!!」