流「じゃあ、裏で糸を引いてる人がいるってこと?」


「分からない。私の推測だから…。」


流「結愛ちゃんは、それをつきとめてどうするの?
みんなのために1人で戦うの?」


「…そうするかもしれない。」


流「……。」


「私をずっと支えてくれた人達だから。
今度は私が力になりたいの。」


流「それは、きっと望んでないよ。
俺だったら嫌だから。」


「……。」


流「結愛ちゃんが危ない目に遭うのは
見たくない。」


「私だって、みんなが傷つくのは嫌。」


透「俺達がいる。
俺達も一緒に戦えばいい。」


流「透。そうだよ!
結愛ちゃん、巻き込むってことは
そういう事だよ!」


「…流輝…透。」


透「結愛が断っても、一緒に行くから。」


流「俺もだよ。」