流「葵依ちゃん、姫になったの!?」 透「!?」 透も口には出してないけど、驚いた顔をしている。 「うん。条件付だけどね。」 流「条件?」 「そう、それでいいならなっても いいよって言った。」 流「玲欧はそれを呑んだって事なんだよね。」 「そうなるね。」 流「よく、陽翔さんが許してくれたね。」 「言ってないからね。」 流「……えぇー!! 言ってないの?!」 「言ったら、壊滅するよ?」 流「あ。」 透「何のために。」 「私も掴まなきゃいけないからね。」 流「掴む?」