「わ、たしは普段の誠司くんの声も、声優として出してる声も、両方好きだよ…?声優としてのほうはなんて言うか、かっこよさの中に芯がある感じで役にぴったりだし。普段だって、私が怖がらないためかな?私と話すときは、ちょっと高めにしてくれてる。」

「…知らなかった。無意識に…」

「そうやって、私のことも考えてくれてるのかなって感じられるの。だから、誠司くんの声、大好きだよ。」

「…ありがとう。それで?和沙の話って?」

「あのね、」

こんなこと、聞いてもいいのかな?