「和沙のことが…ずっと好きだった。今までずっと和沙のことを待ってた。」 「これ、夢?信じられない!!夢に決まってる。うん、絶対夢。」 さすがに傷つくんだけどなぁ。そんなに信じてくれないのかよ。 「和沙、目、閉じて。」 「ふぇ!?な、何で!?」 「いいから。早く。」 「…はい。閉じたよ。」 俺は和沙の唇にそっと自分の唇を重ねた。