―次の日。 「じゃあ、百合香おばさんまたね!唐揚げほんとに美味しかった!」 「そう言ってくれると嬉しいわ!またね、気をつけて帰るのよ?」 「うん、ばいばい!」 そして、私はバス停に向かって歩きだした。 百合香おばさんは私が見えなくなるまでずっと手を振ってくれた。