「上がって上がってー!散らかってるけど!」
「うん、ありがとう!おっじゃまっしまーす!」
「どうぞどうぞ」
百合香おばさんの家、何ひとつ変わってないなぁ。
っていうか、全然散らかってないし…!
あっ、そうだ…百合香おばさんは潔癖症なんだったぁ…
「ゆ、百合香おばさん…部屋、散らかってなくない…?」
「えー、ここにホコリがあるじゃないの。」
「は、はぁ…」
そこまで!?いやいや、全然気にならなくない!?
潔癖症って怖い………。
「さあっ、花恋座って!あ、夕飯食べてく?明日、休みだよね!あ、泊まっていきなよ!」
そんないっぺんに言われても。
「百合香おばさん、ありがとう。お言葉に甘えさせてもらおうかな。」
「うんうん、可愛いなぁ、花恋は。何泊でも泊まってけ!」
気持ちは嬉しいんだけどね?
一応、学校っていうものがあるんだ。

