偽りの翼Ⅰ 


お母さん、お父さん。


私、また来るね?


このあと百合香おばさんのところに行こうと思うんだ。


お母さんもお父さんも私が来るまで元気でいてね。


「じゃあ、またね。」


私は、そう言って両親の眠るお墓をあとにした。









この隣街に百合香おばさんは住んでいる。


歩いて15分くらいだろうか。


百合香おばさんの家についた。


半年ぶりかぁ…。


すごく久しぶりに感じる。


「ピンポーン」


百合香おばさんいるかなあ…?


ガチャ


「はーい、どちらさまで…ってえっ!?か、花恋じゃないっ!」


百合香おばさんはびっくりした様子で私を見た。


「久しぶり、百合香おばさんっ!」


「花恋…、久しぶり!」