「花恋……。しばらく私の家で暮らしなさい。花恋くらい養えるわ…。」
百合香おばさんの家で?
「百合香おばさん、でもっ!私…。」
「花恋…、自分を責めないで。誰のせいでもないんだよ。」
そう言われて、私は百合香おばさんの家で暮らすようになった。
百合香おばさんと暮らし初めて1ヶ月くらい経った頃だった。
夜中にトイレに行こうと百合香おばさんの部屋の前を通ったら、
「おねえちゃん…っく、おねぇ、ちゃぁぁんっ………。」
――――――百合香、おばさん?
百合香おばさんが泣いていたのだ。
私が、お母さんを…。
百合香おばさんからお母さんを奪ったから…?
ごめんね、百合香おばさん。
「うっひっく…おかあ、さんっ…!おとう、さんっっ…」
ごめんね、お母さん。
ごめんね、お父さん。
百合香おばさんは、きっと…私のことが憎いんだ。
きっと一緒にいちゃいけない。

