学校につくと、なにやら人溜まりができていた。
そして、その中に花恋といかにも性格が悪そうな女が一人いた。
「如月さんってほんとに最低だよね!」
「ねー!ほんと嫌になる!」
「早く消えてくれないかな?」
―――こいつらは何を言っている?
花恋が言っていた悪い意味で有名っていうのはそういう事だったのか――?
あいつが寂しそうに笑ったのはこれが原因なのか?
だとしたら、あいつは何をしたんだ?
「――――なんですって?」
ふと、女の声が聞こえてきた。
「――――――そうだけど?」
何の話をしてるんだ?人混みの中皆が騒がしいのでよく聞き取れない。
そう思った俺は前のほうに行き、会話が届くように耳をすませた。
「―――これを学校に提出したらどうなるかしら…?」
そう言って女は何かの写真を花恋に向け、ひらひらさせた。
「退学じゃん??だから、何?別に提出すれば??」
花恋が凄い威圧感をだしながらそう言った。
退学……?
俺は、花恋に会いたくて今日学校に来たんだぜ?
花恋がいないなら来る意味ねーじゃん。

