「次、荒らした報告があれば俺は路地裏に向かおうと思う。お前も、来るよな?」
「あぁ。」
どんな女なのかも見てみてぇしな。
「分かった、お前ならそう言うと思った。」
「よく、お分かりで。」
「伊達に長く付き合ってねぇからな。」
俺らは、いわゆる幼馴染みだ。
小さい頃から何をするのも一緒で、一緒にいることが当たり前だった。
「だな。じゃあ、俺は仕事に戻るから。」
「あぁ。」
そう言って隆史は戻っていった。
影を舞う蝶…。気になるな。
その日はなんだかソイツのことが気になって、帰ってからもなかなか眠りにつけなかった。

