偽りの翼Ⅰ 





「…それはっ…。」



そう、反抗しようとしたけれど



出来なかった。




そんなの、すーちゃんのおかあさんには関係ないから。



私たちが悪かったんだ。



都合がいいように忘れていたのは私達だから。




「すみ、ませんでした」







弱々しくそういったのは雅。





すーちゃんが死んでしまったせいで




すーちゃんのおかあさんは変わってしまった




変えたのは、変えてしまったのは。




…………紛れもない私達。