「俺は子どもたちを送ってくる。こいつを頼んだ」 駆けつけた警察官におじさんを渡し、私たちのもとへ駆け寄ってくる警察官。 「さあ、行こうか」 「…うん」 あんな衝撃的なものを見たせいで みんな元気がない 「みんなの家はどっち?」 「…あっち」 「そうか、じゃあ行こう。」 「…うん」 警察官の後ろを歩く子供たち 「…ねえ、ちーちゃん。すーちゃんはどうなっちゃったの?」 何が起こったのか把握しきれてない私はちーちゃんに聞く 「ぼくも、わからないよ…」