「……うん」 幼い私達は何が起きたのかよくわからないまま家に帰ろうとした。 だけど… 「あんたたちの…あんたたちのせいでっ!」 すーちゃんままは立ち上がった 「あんたたちが悪いのよ…っすみれを…すみれを!」 すーちゃんままは走りだした。 「…………え?」 何が何かわからない子どもたちはボーッとしていた 「君たち…おうちに帰ろう?」 警察官は特に気にもとめずにそう言った このあと何が起こるかなんて知らずに。