❋❋❋❋ この時にはもう運命の歯車は狂っていたのかもしれない。 あたしのせいでたくさんの人に迷惑をかけた。 どこからだろう、私達が変わり始めたのは。 そんなのもわからないくらい私達は自分だけで精一杯で。 もう、泣きたかった。 でも…泣けなかった 広がる世界はあまりにも残酷な、 黒い、黒い世界だった。 この命が消えてなくなっても守りぬくんだ。 大切な人の未来を。 希望を。 ❋❋❋❋