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この時にはもう運命の歯車は狂っていたのかもしれない。



あたしのせいでたくさんの人に迷惑をかけた。



どこからだろう、私達が変わり始めたのは。



そんなのもわからないくらい私達は自分だけで精一杯で。



もう、泣きたかった。



でも…泣けなかった



広がる世界はあまりにも残酷な、



黒い、黒い世界だった。



この命が消えてなくなっても守りぬくんだ。




大切な人の未来を。



希望を。









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