「みんなに言ってあるんですか」
「いや、あいつらには言っていない。裕翔にしか話していないよ」
あいつら……
きっとそれは副総長と、幹部たち…
「なんで、俺だけに…?」
咲人さんは1回目を下にやり何かを決心したように前を向いた
「裕翔。次の月影の総長は、お前に任せる。」
「え?」
おれが、総長?
いやいやいや…………
「咲人さんはまだ辞めませんよね?」
「さっきも言っただろう?俺はもう…。あそこに顔を出す気もないよ」
「そんなっ!」
咲人さんは言った。
「だから、お前に任せるよ。」
月影を、今よりも強くしてくれよ
そんな言葉を付け足して。

