偽りの翼Ⅰ 




「大丈夫か?どっか痛ぇか?」



「ううん。どこも痛くない」



「そっか、良かった。…でもなんか浮かねえ顔してるな…?」




「…え?」



私、顔に出てた?



だって、お母さんの言葉気になるでしょう?




「どうしたんだよ?」



「あのね…?」



私は裕翔に聞いて欲しくて口を開いた



「眠ってる間、夢を見てたんだ」




「夢?」




「うん。…お母さんとねお父さんに会った。大切な人と関わるなって言われたの」



千尋くんと雅、とは言えなかった。



「それで?お前は何が気にがかってんの?」



それは…関わるなって言われた……………




いや、違う。