お店から出て繁華街を歩いていたその時だった。 後ろから口を塞がれ私と雅は気を失った 気づけばどこかわからない倉庫にいた。 「花恋…?」 「雅!」 よかった、無事で。 「ここどこ?」 「わからない。倉庫、だよね?」 「だね。」 倉庫、というものに慣れている私はあまり驚きはしなかった だって、今まで何回もこんなの経験してきた。 怖いのは、いつも変わらないけど…