「ふふっ、千尋くんが作ってくれたからきっと、美味しさ倍増なんだねっ」 「んなことないよ。ほら、早く食べて? 料理、特訓しよう?」 特訓………かぁ。 何するのかな。 わ。私、包丁握ったことないし。 「ねぇ、千尋くん!何つくるのっ!?」 「なにがいい?」 千尋くんは微笑んでいる。 「えっと……お味噌汁、とか?」 「ぶっ!お味噌汁って!」 千尋くんは噴き出した。 「な、なんで笑うのよー!」 「ごめんごめんっ、じゃあ味噌汁作ろう?」