いつもの朝。


この生活にも慣れた。




「行ってきます」


そう呟いて、外に出た。









教室につくと、私の机には。



死ね、ゴミ、クズ…。


たくさんの言葉が書かれていた。


「はぁ…」



ため息をつきながらその机にかばんを置いた。   



こんなことしかできないなんて。


この人たちはなんて幼稚なんだろう。



そう、思いながら。



「あの女、懲りないね。」


いや、懲りないのはあんたたちだよ。


「顔も見たくない」



「ほんと。」



じゃあ、見るなよ。


なんて思いながら無視していた。