約束の日曜日。

近くの駅で待ち合わせした。

ヒロアキは既に黒い四駆の車で来ていた。
少し車もカスタムされていて、カッコいいという印象を受けた。

車から降りてきたヒロアキは茶髪に日に焼けた肌をが目立っていた。

サングラスをかけて、Tシャツに破れたジーパン履いていた。

「久しぶり。作業着じゃないヒロアキ初めて見たよ。」

そんな冗談を言えるくらいメールで2人の距離は縮まっていた。

お互い笑いながら話していた。
隣の家の建て替え工事が終わってヒロアキにはしばらく会えなかった。