ここで、足踏み。

未練とか、そう言うわけじゃない。

別れを告げられた夜に一人で泣いたことも、他の人と笑っていてもいいからアイツのそばにいたいと思ったことも、もう忘れたんだ。


私は、アイツが後悔する顔を見たいだけ。

『別れるんじゃなかった』って、ため息をついて欲しいだけ。



だから今は、誰かといい感じになってもくっつかず、彼女と笑っているアイツとも離れずに。




それまでは、ここで足踏み。