青空の下月夜に舞う 3


ずかずかと近付いてきて、私の横の席の椅子を引き寄せた裸女は、式の途中、催したらしく、体育館から一番近い、2年のトイレを借りに来たらしい。


「麻衣ちゃんがズッコケるから、出るもんも出なくなったし~」

「美咲さん、クソ?」


く、クソ?!
祐也あんた、女の子に向かってクソって!


目を思わず見開いて、言葉にならない想いを視線に乗せる。
だけど当の本人はケロッとしていて……


「うん。生理前で出にくい時期なのに~。太ったら麻衣ちゃんのせいね」


更に、仮にも男の子の前で、女の子事情まで口にした裸女は、きっと私の心配なんて、全く要らないと言っている様なものだった。