青空の下月夜に舞う 3


「他……てか。俺もそろそろ焦ってきてるから、言っとくけど」


――ゴクリ。

生唾を飲み込む音が、聞こえるはずなんてないのに。

自分の動作や。
目の前の祐也が、ちょっと俯いて赤い髪を風に揺らすのが、世界の全てに見えるくらい、目が反らせない。



形のいい唇が開きかけた……




「あーーー!!サボってる!ずっるーい」

「っ!!」



―――――ガタガタガタガタッ!!!


開いた教室の窓から。
裸女登場。




本日2度目。
お尻を床に打ち付けた。



「わわわわ!大丈夫?麻衣ちゃんズッコケ過ぎ!あはは!」

「美咲さん、コイツさっきもこけたんだよ」

「そうなの?麻衣ちゃんドジッこキャラ?」

「……違います」