青空の下月夜に舞う 3

ちょっとまってよ。

どうしたって言うの。

言って、って言ったのは私だけど、こんな空気にしたくて出た台詞じゃないんだもん。


だけど、祐也は雰囲気を壊さず、続けて話し出す。


「俺が、何とも思ってないやつを、こんなに構うと思うかよ」

「……なか、ま。だからでしょ」

「それ以前の問題だ。いい加減分かれよ、ボンクラ」


ボンクラ……って。

これは、どう言えばいいんだろう。


普段なら、その見た目と脳内バイ菌をいじってやるのに。
そんな眼で見つめられたら何も言えなくなる。


クラスメートだよ。
仲間以前は。頭が赤くても、バカでも、チャラくても。

友達だって思ってたよ。