青空の下月夜に舞う 3

本当、頭の中見てみたいよ。

絶対変な虫居るよ。
しかも絶対バイ菌っぽいやつ。


「お前の噂は、“美舞に初の女加入”。噂じゃなく、それは本当の事だろう。お前が知らなかっただけで、俺達は……」

「ゆーめーじん、なんでしょうね。想像以上だよ」


お尻の事さえ吹き飛ぶ話題。
瞬時に、椅子から落ちる前の話に戻ったんだと悟る。


誰も居ない教室。
生ぬるい風が頬を撫でた。


睨んでいた目を反らし、数秒間の間の後、床を見ながら口を開く。


「後悔はしてない。だって私は、本当にみんなに沢山救ってもらってるもん。私には勿体ないぐらいだよ。ただちょっと、セナに無視されたのはキツかったかも」

素直に。
思ってることを口にした。