青空の下月夜に舞う 3


勘違いじゃない。

確実に目は合ったのに。


ガタガタと自分の椅子をひいて、自分の椅子を席に座った。

祐也は既に机に頭を凭れていて。


……故意に反らされた。



想像していなかった。
セナから無視されるなんて。


思いの外ショックは大きくて。

一時間目の始業式。
みんな体育館に向かう中、セナはやっぱり私の所には来ない。


話しかける勇気もない、私は。

気持ち良さそうに眠る祐也と共に、教室に残った。


今日は学校すぐ終わるし。
バイトは、学校終わってすぐだし。

明日はちゃんと、心構えして学校こなきゃな。


「はあ……」


大きく吐いたため息は、静かな教室に吸い込まれる様に儚く消える。