青空の下月夜に舞う 3

「行く行く。待ってよ」

「麻衣、今の言葉セクシーに言っ……で!!っ、いてぇ!」


思いっきり足を踏んで、祐也を追い越して歩く。

馬鹿野郎。


痛がる祐也を尻目に、勢いそのまま教室の前に到着。



セナに……
連絡してれば良かったな。

どんな風な噂が流れてるのか、やっぱり気になる。
でも自分の事で手一杯だった私は、今更扉を開けることを躊躇。


「びくびくすんなよ。何かされたら、今みたいに足踏んでやれ」


――ガラッ……


後ろから伸びてきた手が、私の脇を抜けて。



扉が開くと同時に、痛いくらいの視線が突き刺さった。



だけど。


「何」


先に教室に入った
祐也が、みんなに向かって一言。