青空の下月夜に舞う 3

「こんなに楽しいなら、私もう一回3年生しようかなー」

「問題発言ですけど大丈夫ですか」

「ふふふっ。でもさー、楽しいじゃん?今日。麻衣ちゃんが居なかったら、みんな参加してないんじゃないかな。祐也くんも巻き添えで楽しいじゃんねぇ?」


違うよそれは。
巻き込んだのは、私ではなく隼人だ。


でも楽しいのは一緒だから。黙ったまんま、グラウンドを見た。


来年は。こうやって皆で笑えてるのかな……

楽しい気分も、プログラムが1つ進む毎に切なさが増す。


「来年はさ、私がお弁当みんなの分作ってくるね!慶太郎と響も南も。みーんな連れて、麻衣ちゃん達の最後の体育祭見に来るからね」