青空の下月夜に舞う 3


私達のそんなやり取りを見ていた皆が、寄ってたかって私の唐揚げを奪おうとするから、


「おい、やめろって。麻衣ちゃんの唐揚げが無くなるだろ」


止めてくれたのはミナ。

しかも、私のおかずに、ミナからエビフライのプレゼントまで。

有難い。ありがとう、ミナ。


「美咲が作ったんだろ、それ。唐揚げ取ってエビフライって、麻衣ちゃんのが得じゃねえ?」


慶太郎が言い放ち、ドッと笑いに包まれる。


「いいの、いいの。楽しければ」


美咲さんがそう言うと、慶太郎からカツ丼のカツを貰ってた。


ワイワイと。
まるで小学校の頃の遠足みたいだ。

お弁当は、ほとんど親の手作りではないけれど。
皆で居るのが本当に温かくて。

心の底から楽しい!って思える。